OBやハザードまでの距離を聞いたら?

ケース:

同伴者にOBや池等のハザードまでの距離を聞いたらルール違反ですか?

●ペナルティの有無

無罰でそのままプレー続行

OBやハザード、グリーンまでの位置、ティグラウンドからの距離などは公知の事実とされています。そのため、だれに聞いても、また教えても、アドバイスにはなりません。

 

●公知の情報と公知ではない情報の違いについて

ティグラウンドからOB、ハザードやグリーンまでの距離は公知の情報。

そのため、誰にでも聞くことができ、教えてもアドバイスにもなりません。

それに対して、フェアウェイにある自分のボールからグリーンまでの距離は公知の情報ではありません。それを聞いたり、教えたりするとアドバイスとなります。

 

●アドバイスは、正式な競技ラウンド中は反則になる

アドバイスとは、同伴者が自分のプレー、クラブ選択、ストロークの方法に影響を与えるような助言などをすることです。

このアドバイスを正式な競技ラウンド中に、他人に聞いても、相手に教えても、両方のプレーヤーに、それぞれ2打罰のペナルティとなります

ただし、ラウンドスタート前や終了後などにアドバイスすることは、問題ありません

競技ゴルフに参加する人は、認識必須のルールですが、エンジョイゴルファーは、気にしないで和気あいあいと上手な人からアドバイスをもらいながらラウンドするほうがゴルフの上達は早いでしょうね。

 

 

同時に知っておきたいルール

●ティグラウンドには、1人しか上がらないこと

基本的にティグラウンドにはティショットする人、1人しか上がってはいけないルールになっています。

何故かというとプレーの妨げになったり、危険だったりするからです。

とは言え、初心者のうちは球の行方を同伴者も一緒に見てあげたほうがスムーズにラウンドできるので、正式な競技の時だけと割り切ってもよいと思います。

ただ、ティショットはそれだけデリケートなものという意識は持っておいたほうがいいでしょうね。ですので、同伴者がティショットする際には、べらべらしゃべったりしてはいけませんよ。