ドロップしたボールにスタンスしたら池にかかってしまったら?

ケース:

ボールがウォーターハザードに入ったので、規則に従いボールをドロップしてスタンスしたら、スタンスがウォーターハザードにかかってしまったので、再ドロップしてプレーを続けた。正しいですか?

●ペナルティの有無

2打罰です。

ペナルティの理由は、再ドロップできないのにドロップした処置違反となります。(2打罰)プレーはそのまま続けられますが、スコアにプラス2打してください。プラスしないと過小申告として、競技失格になります。

この場合の正しい処置としては、初めにドロップしたボールをあるがままプレーするか(この場合、無罰)1打罰を受けて、アンプレヤブルの処置をとるしかありません。

●ウォーターハザードの処置で再ドロップできるケースとは?

ウォーターハザードの救済処置で再ドロップできる場合は、次に該当する場合です

・ドロップしたボールが地面に落ちる前か後でプレーヤー自身やキャディさんまたはその携帯品に接触した場合

・ボールが落下した地点より2クラブレングス以上転がってしまった場合

・ドロップしたボールがハザードを最後に横切った場所よりホールに近づいて止まった場合(規則に定めがある場合は除く)

・ドロップしたボールがハザード内に転がった場合

・ドロップしたボールがグリーン上に転がった場合

・ドロップしたボールがOB区域に転がった場合

以上です。

この他では、スタンスが水の中になっても、ボールがスルーザグリーンにある限り、再ドロップはできません。

 

●スタンスやスイングの妨げになるという場合に、再ドロップできるのは、動かせない障害物からの救済、グラウンドの異常な状態(修理地やカジュアルウォーターなど)からの救済のときのみとなります。