コースマネジメントをして、80台をキープ

スコア80台で常にラウンドするには、全ホール最低でもボギーでラウンドする必要があります。

そのために必要なことは、ショートホールも含めティショットでのOBを打たないこと。OBを打っているようでは、80台のスコアで安定することは難しいですね。

飛距離は出なくてもOBを打たないことを絶対条件と思い、意識しながら方向性重視のティショットの練習をしましょう。

特にドライバーでのティショットでOBを出してしまうようであれば、3Wでティショットする等、スコアアップのためにすること、できることはあります。

意地を張らずに3Wで方向性重視でティショットすればOBを打たないのであれば、間違いなくそのほうがいいですね。

次に、例としてPAR4のホールをイメージするとセカンドのアイアンショットでは、パーオンできれば最高ですが、なかなか難しいと思います。

パーオン率は40%もあれば大したものです。

そこでパーオンしないまでもセカンドでグリーンの近くまで飛ばし、3打目のアプローチで寄せて、そこから最低でも2パットであがれることを意識しましょう。

こうやって考えると80台以上のスコアを安定して維持するには、グリーンのほうから考えるといいです。

例えば・・・・

このホールは1グリーンで広いグリーンだから、あの辺につけたいな。

そうなると2打目は残り130ヤードくらいがいいな。(得意なクラブで乗せる自信がある距離を残す。)

そうなると2打目が打ちやすいあの辺にドライバーで落としたい。

こうすることでティショットの狙い目が決まりますね。

 

次は、セカンドショットです。

もし、万が一2打目がミスしても3打目で寄せワンの距離までアプローチで寄せたい。

今日の調子だとトップのミスが出やすいから、2打目がミスしてもケガが少ないように、バンカーの前のフェアウェイより左サイドのフェアウェイがいい。となるわけですね。

 

これがコースマネジメントです。

80台のスコアで安定するには、どのレベルのショットもある程度安定していて、ミスすることなく打てる技術が最低でも必要です。

しかし、プロじゃないからミスは起こります。

そうなると、ミスしても最小限になるようにマネジメントして落としどころを決めていくことでスコアが良くなる確率が上がると思います。

ということで、80台のスコアで安定するには、技術レベルはある程度必要ですが、コースマネジメントも必要になります。

特に技術レベルでいえば、アプローチのレベルは、100ヤード以下からなら60%以上の確率で寄せワン圏内に寄せられる位のアプローチのレベルが欲しいですね。

あとは、コースマネジメントをグリーン側から考える癖をつける。

こうやっていくと、自然とバンカーなどのハザードを避ける様になったり、レイアップするポジションもピンポイントで決めたりと、今までと全く違ったゴルフの楽しみが出てきますよ。

このようなコースマネジメントをしていくと、上手くパーオンしてパーが拾えたり、たまにバーディーも取れます。

ショートホールは出来ればワンオンさせて、パーは欲しいところです。

ロングは基本ボギーでOKと意識しましょう。無理にパーを狙いに行ってミスするよりは、ボギーで十分ですから。

頭でゴルフを考え、刻む楽しみを体験してみて下さい。

2017年12月22日