手打ちのススメ

100切り出来ない人でつかまった球が打てない、スライスが止まらない場合は、一度手打ちで打つことを試してみてください。

最終的には、ボディターンも必要になりますが、一時的に、球を捕まえる感覚を養うために手打ちをして、ストレートか左にフックするフックボールを打てるようになるドリルをしてみましょう。

 

このドリルをすることで、手首のローテーションを理解することができます。やる過ぎるのはいけませんが、ある程度のローテーションは必要となります。

このローテーションがないと捕まった勢いのある強い球が打てるようにならず、いつまでたっても弱々しいスライス系のボールから卒業できない、100切りできないということになります。

ドリルのやり方は、いたって簡単です。

通常のアドレスをしたら、腰を含め、腰から下は動かさないように意識して、上半身だけを捻るようにスイングします。

このようにすると、インパクト前後で手首を返す動きをしないと上手くスイングができないと思いますので、自然に任せて、手首を返してボールを打ってみてください。

それと、頭の位置も出来るだけ動かさないように注意しましょう。

インパクト前後で、手首を返してボールを打てるようになると、ストレート、または軽いフックボールが打てます。

このようなボールが打てるようになるまで、がんばってみて下さい。

そして、ストレートまたは軽いフックボールが打てるようになったら、今度は、下半身の動きをスイングの中に入れていきます。

 

先ほどまでは、腰から下は動かさない意識でしたが、今度、下半身の動きを入れていく場合は、腰の回転をまず、少しだけ入れるようにしましょう。

インパクト付近で、おへそが左前方斜め45度位を向いているイメージで、この程度の腰の動きを意識してみて下さい。

この動きを練習すると同時に、両足を今までは動かさないようにしていたと思いますが、右足のみ通常のスイング時のようにインパクト後、後方に足の裏を見せるようなイメージで動かしてみて下さい。

 

ただし、これらの動きは少なければ少ないほど安定したスイングができますので、最初は腰と足の動かす量は、上半身のうねりの動作につられて動かすようなイメージがいいかもしれません。

今まで、スライスばかり出ていた人は、ここまでやっただけで、捕まったいいボールが打てるようになっていると思います。

そして、ラウンドにでたら、この手打ちを徹底してみましょう。

左側のOBが浅い時などは注意が必要ですが、それ以外では、手打ち1本でも、上手く打てれば十分ラウンドすることは可能です。

がんばって練習してみましょう。

2018年01月27日