土砂崩れの防災

土砂崩れの防災情報

このページでは、土砂崩れの防災に必要な知識、情報、災害発生時にすべき行動などをご紹介しています。
実際にこのような場面に遭遇すると、思い通りに行動できない事がほとんどですが、最低限の知識を持って
いることで、だいぶ違ってくると思いますので、是非ご覧下さい。

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土砂崩れについて



土砂崩れといっても色々とありますが、代表的なものを以下に示します。
対策としては、いち早く避難するということになります。ここでは、土砂崩れの予兆や前兆として
起こる現象を紹介しますので、これらの現象があった際には、落ち着いて迅速に避難するようにしてください。

また、ここで紹介している以外にも予兆現象はありますので、少しでも普段と違った現象が
発生したら注意してください


1.地すべり

 読んで字のごとくですが、斜面などの地面の土が、重力により高いところから低いところにすべり落ちる現象を
 いいます。山の斜面などで生活している方は注意が必要で、この地すべりの予兆としては下記のようなものが
 あります。

 これらの現象が見られたら直ちに避難をするようにしましょう。

 ・山なり・地なりが聞こえる
 ・湧き水の量が急に増える
 ・井戸水が濁る
 ・斜面に亀裂が入る などです。

2.土石流

 山から海に向かって流れている河川に流木や岩、土などが混じって流れてくることで、上流の山の斜面などが
 崩壊し、河川に流れ出て、木や岩、土の塊がもの凄い勢いで流れてくる現象です。
 通常の河川を覆いつくすように流れてくるので、山あいから流れる河川の周辺に住んでいる方は、注意が必要です。
 前兆としては下記のようなものがあります。やはり少しでも異変を感じたら避難するようにしましょう。

 ・河川が濁る、流木が見られる。
 ・山のほうで岩の転がるような音が聞こえる。
 ・山のほうで地鳴りがする
 ・河川の水量が一気に減る。
 ・異常に河川の水が濁る。

3.がけ崩れ

  がけが崩れ落ちてくる現象で、地すべりとも現象は似ていますが、違う現象として区別されています。
  がけ崩れの主原因は、大雨や豪雨によるもので日本では九州地方で多く発生する自然災害です。
  前兆というよりは、大雨が続いた、豪雨の場合などは特に注意が必要です。

 以上の土砂崩れに関する情報については、各市町村のハザードマップなどからも危険地域を把握できますので
 自分の住んでいる場所にどのような危険があるかを事前に確認しておくようにしましょう。

 また、これ以外にも、大きな地震時にも注意が必要です。地盤そのものが崩れる可能性もありますし、
 大きな地震の後の大雨・豪雨には普段以上に注意するようにしましょう。


 がけ崩れの対策としてがけの上にある大きな木は切るようにする。がけに雨水を流さないように水路を
 作っておくなどの対策をしておくといいでしょう。

土砂崩れに遭ったら


  万が一、土砂崩れに遭ってしまったら、どうすべきかをこちらのページで紹介しています。

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