カラスにボールをくわえて持って行かれたら?

ケース:

フェアウェイ右のラフに打ち込んだボールが、どこからともなく現れたカラスにくわえて持って行って行かれてしまいました。

こんな時は、どうしたらいいの?

●ペナルティの有無

ノーペナルティです。

ボールがあったであろうと思われる場所にドロップし、プレー続行。

●カラスは局外者ですので、カラスがボールをくわえたと思われる場所付近でボールをドロップして、ノーペナルティでプレーを続行します。

後々のトラブルを回避するためにも、ドロップする時は同伴者に立ち合ってもらうといいでしょう。

同様のケースとして、ボールを犬が蹴飛ばしたりして、転がる方向が変わったり、ボールの止まった位置が変わった場合は、そのボールの止まっている位置からプレーを続けます。

このように、ボールが局外者により方向を変えられたりすることを「ラブオブザグリーン」といいます。その止まった所からあるがままの状態でプレーしなければなりません。(無罰)

これは、たとえ、局外者に動かされたボールがウォーターハザード内に入ったり、OB区域内に止まってしまったとしても、受け入れなければならず、OBまたはウォーターハザードの処置をしてプレーを続行しなければなりません。

 

●色々な局外者の種類

・動かない局外者:コース内の舗装されたカート道路、ヤード表示支柱樹木、マンホール、排水溝のフタ、スプリンクラー、ベンチ、休憩小屋、防護ネット、タバコの吸い殻入れ(灰皿)、避難小屋など

・動いている局外者:コース整備のための乗用車など、カート、風に飛ばされている空き缶、ビニールなど

・局外者(生き物):同伴者、キャディ、フォアキャディ、場内整備員、大会でのギャラリー、カラス、犬、猫などの動物