アイアンショットの安定感アップ

皆さんは、得意なクラブは何ですか?と聞かれたら、すぐに答えられますか?

ドライーバーという人もいれば、パターという人もいるでしょう。

それは、それでいいです。全く問題ありません。

ただし、どんな人でも、一番使っているのは、おそらくパターだと思います。

で、その次に使用頻度の高いクラブと言えばアイアンですよね。

 

それとスコアアップに欠かせないのもアイアンショットの精度アップです。

いくらドライバーで飛ばしても、2打目でパーオンしなければスコアは良くなりませんからね。

で、アイアンの練習方法ですが、よく全番手まんべんなく、練習する人がいますが、私のおすすめは、1つの番手を集中的に練習することです。

 

選択する番手は、7番か8番アイアンがいいかと思います。

この番手は、アイアンの中でも中間の番手であり、一番ラウンド中も使用頻度の高い番手だと思いますので。

これらの番手のショットが安定してくると、ほかの番手のショットも自然と良くなりますのでまんべんなく練習するよりは、1つの番手を集中して練習するといいかと思います。

 

ある程度、1つの番手で上手く打てるようになってきたら、その番手で、スイング幅を変えて距離を打ち分ける練習をして下さい。

例として7番アイアンで通常のフルスイングで150ヤード飛ぶとすれば、7番で100ヤードを打つ時の振り幅と120ヤード打つ時の振り幅の合計3種類を持つといいです。

 

上記3種類が打てるようになってきたら、さらに10ヤード刻みでの打ち分けに挑戦してもいいですね。

 

普通なら、100ヤードは別なアイアンに持ち替えて打つところですが、同じ番手で打てるようにしておくことで、ラウンド中に練習を多くしている得意クラブで打てるという安心感からナイスショットが打てる確率が高くなります。

 

また、セルフプレーでプレーしている時にカートから離れて手持ちに7番しかなくて、カートまでアイアンを取りに行くのが面倒という時も、7番で自信を持って、安心して打つことができます。

 

この1本で距離を打ち分けるという練習をすると、毎回、同じスイングの振り幅・リズム、スピードでないと飛距離が安定しませんし、アイアンのヒッティングエリアも同じようなところで打てないと飛距離が安定しません。

なので、この練習をすることで、何も意識しなくても、アイアンショットそのものの精度を自然と上げることができます。

これが特定のアイアンで出来るようになれば、後は、他の番手では、スタンス、ボールポジションなどが変わるだけなので、安定したアイアンショットが手に入ると言うわけです。

アイアンのスイートスポットで毎回打てるようになれば、フェース面の汚れも同じようなところに集まってきますし、フェース面を見ただけでも、どれだけ打ち込んでいるか、どれだけ同じ箇所で打てているかが、わかりますよ。

 

今度、ためしに上手い人のピッチングウエッジ辺りを見てみてください。

スイートスポット付近が集中して汚れていると思いますよ。

 

想像してみて下さい。

100ヤードから150ヤードを得意クラブ1本で打てるなんて、すごく楽だと思いませんか?

アイアンショットの安定はスコアアップには欠かせない大事な要素なので、是非がんばって練習しましょう。

 

この練習である程度の距離の打ち分けを自信をもってできるようになる頃には、あなたのアイアンショットはレベルアップしているはずです。

ラウンドに出たら、是非、100ヤード以内は得意クラブ1本で対応してみて下さい。

ナイスショットの確率が上がりますので、スコアも良くなると思います。

2018年01月27日