簡単なコースマネジメントの仕方

コースマネジメントなんて聞くと初心者はもちろん初級者、中級者くらいまでの人でもすごく難しそうに思うかもしれませんが、簡単にできる方法があります。

例えば、ドライバーショットが苦手で、ドライバーショットでOBをたくさん打ってしまう人であれば、思い切って、ドライバーを封印しましょう。

ティショットはロングホール、ミドルホールともに、アイアンで打ちます。5番アイアンとかではなく、7番アイアンくらいで十分です。

というのも、7番アイアンで140yd飛ぶと仮定すると400yd前後のミドルホールであれば、計算上3打打てばグリーンオンしますよね?

これが、ドライバーで曲げてOB、3打目から打ち直して、上手くいったとしてもOBを出してますから、4打目でグリーンオンということになり結果的にアイアンでティショットしてペナルティがないほうがスコアが良いということに気がつくと思います。

 

とは言え、ゴルフは、ティショットでドライバーで気持ちよく飛ばすのも醍醐味のひとつでありますから、なかなか難しいでしょうが、こんな簡単なコースマネジメントもあるということです。

何も、フェアウェイのピンポイントに落としどころを見つけて狙っていくだけが、コースマネジメントではないという事です。

自分のレベルにあった最良のクラブ選択をしていくとスコアは確実に良くなりますよ。

 

実行できるかどうかは、ご自身のプライドなどメンタルの部分も大きく影響することとは思いますが、こういう風に考えられるようになるといろんなところでマネジメントできるようになります。

 

今までは、ティショットで曲げて林から脱出する際などは、少しでもグリーンに近づけるようにという風に打っていたと思いますが、それが次のショットでグリーンを捉えられ、且つ、安全に林から脱出するには?と考えるようになります。

 

そうすると、無理しなくてもすぐ隣のフェアウェイに出すだけでよかったりします。

少しずつこういう考えができるようになり、それを実行していくことで、実際のスコアにも表れてきますから、スコアが良くなります。

当然ですよね。OBだったり1ペナだったり、ペナルティがなくなれば、スコアアップに直結しますからね。

 

それから、グリーン周りのアプローチでザックリやトップが多いと言う人は、見栄を張らずにできる限り、パターを多用して寄せるようにしてみましょう。

ウエッジでのアプローチミスと比べるとパターのミスは、許容範囲がとても広くなるので、これも即効性があり、スコアアップに直結すると思います。

プロみたいにウエッジで寄せワン圏内へ寄せられなくても、パターで寄せられればスコアは一緒ですよ。

素人はウエッジで寄せようとしたって10回に数回上手くいけばいいほうです。

パターで寄せれば、オーバーやショートのリスクだって少なくて済みますからね。

今のスキルレベルのままでも簡単に5から10くらいスコアに違いが出る場合もありますよ。参考にして是非、実践してみましょう。

2017年12月17日