シングルさんとのラウンドで学ぶ

先日、シングルさんと一緒にラウンドしました。

こんな時は、やはりうまい人の技やコースマネジメントをじっくり観察して、ぜひとも良いところを盗みたいものです。

 

で、少し学んだことですが、このシングルさんは、年配の方でしてドライバーの飛距離は私のほうが飛びます。

平均しても20~30ヤードは飛んでいるでしょう。ホールによっては、50ヤードくらい差があったホールもあったかな?

でも、やっぱりゴルフは、飛距離じゃないんですよね。そりゃ、飛ばないよりは飛んだほうがいいでしょうが・・・。

このシングルさんは、ティショットであんまり、フェアウェイを外さないんですよね。まず、ドライバーでのティショットが安定していました。

たまにラフに外すとしても、その後のフォローが見事でした。

私はというと、飛距離は出ますが、やはり曲がりも大きく、右に左に曲げてしまい、何度か、林の中からセカンドを出すだけとかやりました。

もちろん、シングルさんも同じような事をすることがあるんですが、その後のコース
マネジメントがしっかりしていました。

例えば、右に曲げて林の中からという場合、しっかりフェアウェイに出せる番手で、
かつ無理なく狙える方向へ、着実に出していましたね。

私は、同じようなところから、少しでも残りの距離を縮めようと、クラブ選択をして
打ったのですが、飛ばし過ぎて、右ラフから今度は左ラフへ・・。

まぁ、そんなに打ちにくい場所からのショットではないのですが、この同じような場面で
シングルさんは、しっかりフェアウェイに出してきています。

距離を稼ぐという意識はあまりないようですね。どちらかというとボールのライで番手を決めているように思いました。

この点、一つをとっても、ずいぶん大きな違いですよね。

 

その後のホールの結末といえば、シングルさんはパー5のセカンドをうまくフェアウェイに戻し、3打目でナイスオンとはいきませんが、グリーン近くまで。

私の3打目といえば、ラフから思ったより飛び過ぎてグリーンオーバー。
次のショットが難しいベアグラウンドに止まりました。

シングルさんは、4打目で寄せワン圏内に寄せて、しっかりパーで上がってます。

私はとは言えば、ベアグラウンドから上手く打てずに、グリーンオンしたものの、カラーとほぼ同じくらいの場所で、カップまでかなりの距離が残りました。

ここから痛恨の3パット・・・・。

ま、あれだけ残したらしょうがないかな。と結果は、ダボですわ。

ここまでで、私は、このホールの差は2打目のリカバリショットがすべてだと思います。

ここで無理した時点でどんどんその先がつらくなるように
自ら苦しめてしまったような・・。

シングルさんと呼ばれるようなスコアの良い人は、ミスショットしても、それをミス
ショットとしない(または最低限にする)ようにリカバリするんですよね。

というかそういうゴルフをする技術もあるし、何よりそういうマネジメントをしっかり
出来るんですね。

これは、中級者以上の人には大いに参考にしてもらいたいと思います。

中級者レベルの人の場合、ゴルフの技術レベルは今のままで、このように無理しない
マネジメントをするだけで、1日のラウンドで5打以上スコアが縮むかもしれませんよ。

是非、試してみて下さい。

2018年08月01日