ゴルフ練習場|レンジボールの飛距離について

打ちぱなし練習場に行ってボールを打った際に、飛距離に違和感を覚えることがありませんか?

そうなんです。

練習場で使用しているボールはレンジボールといっていわゆるワンピースのボールで、飛ばないように作られたボールなんです。

ですから、このようなボールを打っているという意識を持って練習場での飛距離は参考程度にとどめるようにしましょう。

練習場で使用しているボールの種類や劣化頻度にもよりますので、はっきり正確にはわかりませんが、コースで使用する本球よりも5~15%程度飛距離は落ちます。

自分の思い描いている飛距離より落ちるからといってもっと飛ばそうとしてスイングするとスイングが崩れて結局、練習しても上達していない、むしろ練習したら下手になった。なんてことにもなりかねません。

この事実を頭に入れた上で、コースに出た時には、練習場で打った飛距離に5~15%上乗せして考えるといいです。

但し、練習場でどんなボールを使用しているかはその場所により異なります。また、劣化具合にもよりますので、どうしても飛距離を知りたい方は、飛距離の計測計などを持ち込んで計測してみるといいと思います。

 

では、どうしてこうなっているのかというと、特に狭い場所の練習場ほど、飛ばないボールを使っているようですがボールが直接ネットに当たるとボールのスピン(回転)によりネットが痛んでしまうためです。

また、ボールの高さにも影響が出ます。

レンジボールは高く上がりにくい特徴があります。ということは、練習場で低い球しか打てないといってもそれはご自身のスイングのせいなのか、ボールのせいなのか、見極める必要がありますね。

私の場合も練習場ではあまり高い球は打てません(出ません)がコースで本球を打つとしっかり高い球で飛距離も出ます。

なかなか難しいところはありますが、ご自身で通っている練習場のレンジボールの性質というのは練習場の金額などと同じくらい練習場を選定する上で大きな要素かも知れませんね。

この辺を頭に入れながら、打ちっぱなしの練習をするようにしましょうね。

ちなみにアプローチの練習(80yd以内程度)程度の距離では、大きな飛距離のズレは出にくいと思いますので狭い練習場では、アプローチを中心に練習する。

少しひろい練習場に行ったら、ドライバーやアイアンを練習するといった具合にしてもいいかもしれませんね。

 

 

2017年11月30日